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 帯広市立つつじが丘小学校

校長室から

R3.9.1

「唾液(だえき)のパワーで免疫力アップ!」
 
 先日、学校保健にかかわる会議で、医師会の皆さんとお話しする機会がありました。基本的な感染対策(マスクの正しい着用、マスクなしの会話や食事の注意、換気の大切さなど)の科学的根拠と注意のポイントを教えていただき大変参考になりました。更に助言を求めたところ、「口の中をきれいにする
と良い」とのアドバイスをいただきました。なるほどと思い後日さらに調べてみますと、インフルエンザウィルスの場合のようなエビデンスはまだ不足のようですが、新型コロナウィルスへの感染防御にも役立つ可能性があるだろうと期待して紹介させていただくことにします。
 ・コロナウィルスの侵入口は「口、鼻、目」の3つだけ。
 ・唾液には免疫効果がある。
 ・唾液に含まれるIgA(アイジーエー)という免疫物質(抗体)が様々な
  ウィルスにくっつき、粘膜への付着を防いでくれる。
 ・口腔内(特に舌)に汚れがあると、この免疫物質が使われて減ってしまい、
  肝心のウィルスへの効果が低くなる。
 ・特に歯周病菌で減らされてしまう。
 ・免疫物質を増やすには、適度な運動、ヨーグルトや納豆などの発酵
  食品、食物繊維がよいらしい。激しすぎる運動では逆に減る。
 ・歯磨きやうがいをタイミングよく行い減らさないことで効果が期待できる。
  舌ブラシも効果的。
 ・唾液を増やすには水分補給も大切。
 唾液がしっかり出るようにするマッサージもあるそうです。
 

R3.8.27

「長い2学期を有意義な89日間とするために」
 
 2学期が始まっています。スタートにあたって子ども達に「考える聴き方」「石鹸で手洗い」「学校に来る時の挨拶」の3つのポイントを意識してほしいとお願いしました。すぐに取り組んでくれている姿が見られ、つつじっ子の挑戦心や吸収力を感じます。
 コロナウィルスの感染は再び拡大し、8月27日より北海道にも緊急事態宣言が出されました。十勝管内は重点措置区域には指定されませんでしたが、子どもへの感染が増え予断を許しません。子ども達が学校の中でも外でも気をつけられるよう、感染対策の基本に加え、誹謗中傷や差別防止のポイントなどについても確認したいと思います。
 子ども達の安全安心については、各家庭での健康観察や心配があるときの迅速な情報提供が大きな助けとなっています。引き続きご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

R3.4.30

「GIGA スクール元年」

 「GIGA スクール構想」という言葉にかなり馴染みが出てきたのではないでしょうか。「 GIGA 」 は通信容量 の単位などでよく聞く 「ギガ」ではなく、
Global and Innovation Gateway for ALL (すべての人に 世界の様々な技術革新を利用できるようにする )」 の意味があります。児童生徒向けの 1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークが整備されました。「多様な子どもたちに、公正に個別最適化された創造性を育む教育を持続的に実現させる」が目的とされます。
 背景としては Society 5.0 といわれる社会の急激な変化があげられ ます。人工知能やロボット技術の進化に伴い新たな職種が登場していくと同時に、仕事の仕方も変化していくことが予想されます。そんな第4次産業革命とも言われ る変化に対応しながら協働してよりよい社会をつくっていく ための資質・能力を身に付けていくことがこれからの教育に求められています。
[※狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)、に続くサイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会。 ]
 まずは1人1台となったタブレット端末 Chrome book の操作や機能に慣れることから始めます。共同編集と画面共有の機能では、同じ画面に数名で一緒に絵や文章をかいたり、他のグループが描いた絵を手元の画面で見比べたりすることができます。これらの機能だけでも使いこなすことができてくるとかなり画期的ではないかと思います。例えば生活科の「春をさがそう」で、観察カードと色鉛筆のかわりに Chromebook で写真を撮り、コメントをつけて保存すれば、同じ時間で何倍もの情報収集が可能となり 短時間でたくさんの友達の発見を共有することができます。
 これからの未来を生きる子供たちにとって PC 端末は鉛筆やノートと並ぶ「文房具」と同様の学習用具になるといわれます。個々がより深く、効率よく学習する場面や協働での思考や作業に生かせる場面を模索しながら使いこなしていくなかで、様々な 資質・能力だけでなく危険を回避する力もつけていくことになります。

R3.4.8

「令和3年度のスタートにあたって」

 30名の新入生を迎え、全校児童236名の新学期がスタートしました。
 新型コロナウィルス感染症への対応は、まだ継続して行うこととなりますがこの 1 年で気をつけ方のポイントが絞られてきていることもあり、対策を工夫しながらできる活動を増やしていく 1 年が予想されます。安心安全を第一としながらも、子ども達の新学期への期待と意欲に応えられるよう、職員一同全力を注いでまいりたいと思います。
 入学式ではお祝いに笑顔を輝かせる二つの鍵のお話をしました 。
 一つ目の鍵は間違うことや失敗することを怖がらずにやってみる「挑戦の鍵」。学校はできないことができるようになるために勉強するところ。はじめはできないことや分からないことも、間違いや失敗も当たり前のことです。間違いや失敗の中には、できるようになるヒントがたくさん詰まっています。できないことや難しいことに失敗を怖がらず挑戦し、失敗の中に詰まっているヒントをたくさん手に入れて「できるようになった」と笑顔を輝かせてほしいと願っています。
 二つ目の鍵は人の気持ちを想像しお友達やまわりの人を笑顔にする「思いやりの鍵」。お友達を笑顔にすることは笑顔の輪を広げるだけでなく、自身の笑顔を輝かせることにもなります。まわりの人の笑顔を輝かせる「工夫」をすること、時には「苦労」や「我慢」をすることが「思いやり」につながるかもしれません。
 2年生から 6 年生のみなさんにも始業式の中で「 挑戦 」についてお話ししました。学習では昨年身につけた学習内容や考え方を、今年は使いこなせるようになってもらいます。新しく出会う勉強や活動に間違いを恐れず、大いに頭を働かせてチャレンジしてほしいと願っています。

R3.3.25

「挑戦を楽しむ力」「思いやりの想像力」

 
 大雨・ブラックアウト・感染症とここ数年予想を上回る災害が続きます。学校として先回りした対策だけでなく不測の事態への対応力もまだまだ磨いていかねばなりません。
 いろいろと制約はありましたが、無事に卒業・修了の日を迎えることができたことに心より感謝申し上げます。保護者の皆様地域の皆様におかれましては予定変更なども度々あった中、様々な面でご理解とご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
 卒業を迎えた6年生に式辞の中で、磨いてほしい2つの力についてお話しました。1つは「 挑戦を楽しむ力」もう1つは「思いやりの想像力」です。
 Society 5.0 といわれる 超スマート社会へ向けAI や情報技術 が加速度的に進化する中、職業や生活を営む中においても進化が求められる部分が出てくると思います。新しいことや困難には前向きに、自身の進化に期待して楽しむくらいに取り組めるたくましさを身に付けてほしいと思います。また表情の見えないやりとりが増えたり協働が求められたりする中で、人との関わりはさらに丁寧にしていく必要があると思います。2つの力に磨きをかけ 幸せな未来に向かってほしいと願います。
 在校生には各教室で修了証書を渡しました。今年の頑張りを称えるとともに、今年身につけたことを次の学年で使いこなせるようになってほしいとお願いしました。いつも一生懸命お話を聞いてくれる子ども達にまた元気をもらいました。次年度も変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。

R3.1.27

「勤勉に誠実に」

 令和3年は「うし」年です。古くから農耕の手伝いなどをしてきた牛は「勤勉」「誠実」なイメージに例えられます。ゆっくり歩く牛が干支の順位競争で2番目になったのも,しっかり事前の準備をして出発したからというエピソードがあります。子どもたちには,「今年は勤勉に誠実に過ごすと良い年になるそうです」とお話しました。先日全校でCRT学力テストが行われましたが,これを一つの目標として,各学年で復習に取り組んできました。特に6年生は間近に迫った中学校進学に向けて,効果的かつ自分に合った学習のスタイルを模索しながら頑張っています。牛の良いイメージを見習い,成果を急ぎすぎることなく,テストの手ごたえを次のステップにしっかり生かしてレベルアップしてほしいと思います。

R2.7.20

「味覚の発達」

 少し前に、市の食育指導専門員による1年生の食育指導が行われました。テーマは「よくかんでたべよう」でした。よく噛むと「歯だけでなく、頭もよくなる!」など、良いことがたくさんあると知った1年生は、その後の給食で目標の一口30回を目指し、張り切って噛んで食べました。
 よく噛むことによる効果について調べてみたところ、「卑弥呼の歯がいーぜ」という語呂合わせの覚え方が見つかりました。「ヒ;肥満防止」「ミ;味覚の発達」「コ;言葉の発達」「ノ;脳の発達」「ハ;歯の病気予防」「ガ;がんの予防」「イ;胃腸を活発に」「ゼ;全力で仕事や勉強ができる」とありました。 現代人は戦前の日本人と比べて半分以下、弥生時代と比べると6分の1程度まで食事時の噛む回数が減っているそうで す。
 「味覚の発達」については、授業の中でも触れられていました。5つの味のうち、「あまい」「しょっぱい」「うまい」は子どもの味覚、「すっぱい」「にがい」は大人の味覚とのことでした。
 さらに調べてみると、「味」は舌の表面にある「味蕾(みらい)」という小さな蕾(つぼみ)のような突起で感じる。「味蕾」の数は10~12歳頃まで増えていき、その後は減っていく。食材本来の味をよく噛んで味わうことで、より複雑な味を見分けようと「味蕾」は増え、それに関わる脳も鍛えられるのだそうです。ピーマンやほうれん草など、歯で噛むとえぐみや苦味が出る野菜を嫌がるのは当たり前。「苦味」「酸味」は、何度も経験することで徐々に慣れていく味 とのこと。食経験を重ね、さまざまな味を受け入れられるようになっていくと味覚は発達し、逆に味付けの濃く単調な塩辛い物や甘い物ばかり頻繁に食べていると、子どもの味覚から抜け出せなくなってしまう場合もあるようです。子どもの頃あまり好きじゃなかったタラコや酢の物を今おいしくいただけるのは、「少しでも食べなさい」と経験させてくれていた母や祖母のおかげなのですね。十勝は豊かな味覚を育てるのに適した地域と言えますね。

R2.5.18

ロウソクの科学

・私たちの身近にある1本のロウソクには、この宇宙を支配するすべての法則にかかわりがあると言っても過言ではないほど、たくさんの科学的な現象が起こっている。
・当たり前だと思って見過ごしてしまうような現象にも、たくさんの不思議が隠れている。それを見つけ、考える視点を持つことが重要だ。

「こんな時こそ」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休校していたイタリア・ミラノの高校の校長ドメニコ・スキラーチェ氏のメッセージが話題となりました。氏は古い小説を引用して「多くの人が不安を抱いていると疑心暗鬼が生まれやすい」「デマや略奪など集団の妄想に惑わされやすい」などの集団心理を説くとともに,「こんな時にこそ良い本を読んでほしい」と勧めています。私も「読書」には大いに賛成ですし,「こんな時にこそ」という発想もとても価値のあることではないかと思います。
 リチウムイオン電池でノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏。科学に興味を持ったきっかけは,小学校4年生のとき担任の先生から勧められた「ロウソクの科学」という本(ファラデーが子ども向けに実験講演をした様子を記したもの)であったそうです。学校ホームページでも紹介している文部科学省「子どもの学び応援サイト」の《わくわくサイエンスリンク集》では,日本中の科学に関する各種研究機関が子ども向けに最先端科学について映像やアニメで紹介しています。大人もワクワクできる内容です。子どもたちの科学への扉が開くかもしれません。「こんな時にこそ」の一つとして加えてみてはいかがでしょうか。


R2.4.8

令和2年度入学・ 進級お め で とう ご ざい ま す

 今年度より参 り ました 森下 寛(もりした ひろし)と申します。
 新学習指導要領の本格実施の年となります。「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」「道徳の教科化(考え議論する道徳)」「3年生からの外国語活動」「プログラミング教育の実施」「学習評価観点の整理」など、未来社会の変化を見据えた改訂がこれまでも先行実施等により話題になっていたかと思います。
 そこで、本格実施にあたる今年度の重点を「わくわくする授業づくり」と構えました。

 重点テーマ
 「学びにわくわく」する授業づくり
 「自分にわくわく」する伸びしろの実感
 「未来にわくわく」する視野の広がり

 新たな学びとの出会いを大切にし、児童自身が自らの成長を一歩一歩実感できる働きかけを大事にしていきたいと思います。
 コロナウィルス感染拡大防止に関しては、子ども達にもご家庭にも大変なご負担をおかけしております。いくつかの制限をしながらも学校を再開することができ、慌ただしいながらも校内は活気に溢れています。まだしばらくは油断できない状況が続きますので、安心安全を第一としながらも、子ども達の新学期への期待と意欲に応えられるよう、職員一同全力を注いでいきたいと思います。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。